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技術資料
| 絵付け技法 |
【手描き】:毛筆、各種ペン、チョークなどを用いた絵付け技法
【スタンプ絵付け】:普通に使われているゴム印を押して絵柄を構成する絵付け方法
【吹き絵付け】:スプレーを用いて行う絵付け方法
【蒔絵付け】:単色を広い面積に均一に加飾する方法(漆蒔きともいう)
【丁字抜き(白抜き)】:吹き付け、又は漆蒔きで均一に塗布された絵付け面に模様を白抜く方法
【金絵付け】:金の模様部分を盛り上げ金を塗布することで浮き彫りのように見せる方法
【転写絵付け】:銅板転写法と単紙転写法
| 洋絵具 | 和絵具 | |
| 融剤 | フリット | 例 唐の土(鉛白):50〜70(%) 白玉(フリット):10〜20(%) 硅石 :20〜30(%) |
| 発色剤 | 顔料 | 金属酸化物(Fe2O3,CuO,CoO,MnO2) |
| 調合剤 | フリット 顔料 | 上記の融剤に体し、金属酸化物 を0.5〜5%添加する |
| 色の種類 | 多色が可能 | 基本的には5色 (赤 :Fe 、黄:Fe, 緑:Cu , 青:Co, 紫:Mn) |
| 焼成温度 | 700〜900℃ | 800〜900℃ |
| 絵具と絵付け面の特徴 | 釉薬層が薄い(5〜20μm) 絵付け面が不透明 |
釉薬層が厚い(100〜200μm) 絵付け面が透明 |
| 色の話 |
色彩の常識
我々は色という言葉を2種類の意味に使っている。赤いタイルというとき、赤いという言葉は、物体の色をいい、夕焼けで雲が赤いというとき、赤いという言葉は、雲で反射されている光の色そのものをいっている。このように物体の色と光の色の2様に使っている。光が目に入ったときの感覚であるから物体の色は光があって始めてわかるもので、物体の色と光の色は密接につながっていて、物体の色は光の色から転化した概念といって良い。
【色の寒暖】
色には、物理的な性質の他に、我々の情緒的、心理的な何ものかに訴える特性がある。黄は暖かな感じがするのに対し、青は冷たい感じを与える。黄などを暖色、青などを寒色といっている。
暖色:赤紫、赤、橙、黄、黄緑、紫
寒色:緑、青、青紫
暖かさの順位:赤、橙、黄、紫、緑、青
【色の運動性】
黄と青の色紙を10cm位の丸に切って比べてみると同じ大きさでも黄の方が青より大きく見え、黄を膨張色、青を収縮色と呼ぶ。又、黄の方が前の方に突き出るように見え、黄などを前身性の色、青を後退性の色と呼ぶ。例えば、部屋の天井を高く見せたいときは、寒色系の色に、遠い壁を近くに見せたいときは暖色系の色にすると良い。
【色の軽重】
明度の低い色ほど重い感じを与え、壁の下の方は、明度を低くすると安定感を感じさせる。
【色の視認性】
純色の視認順位は、背景の色によって変化するものである。黒の背景のときの視認順位は、黄、黄橙、黄緑、赤、緑、赤紫、青緑、青、青紫の順である。白の背景のときはこの逆の順位になる。
| 元素名 | 呈色 | 元素名 | 呈色 |
|---|---|---|---|
| クロム | 緑、赤紫 | マンガン | 黒、紫 |
| 鉄 | 茶褐 | コバルト | 青 |
| ニッケル | 緑茶 | 銅 | 緑、赤 |
| カドミウム | 黄、橙 | 錫 | 白 |
| アンチモン | 肌色、黄 | プラセオジム | 黄 |
| ネオジウム | 紫 | エルビウム | ピンク |
| マイクロ波加熱 |
マイクロ波加熱:電流が流れない誘電体をマイクロ波の電界中で加熱する方法。
【マイクロ波加熱の原理】
誘電体はその構成原子(分子)中の電子が原子核に束縛されているため、電界が作用しても電流が流れない。しかし、この誘電体を電界中におくと負電荷の電子と正電荷の原子核が電界によって引かれて偏り、誘電体の両端に正、負の電荷が集まる。「この現象を分極と呼ぶ」
*誘電体:一般に正負の電荷を持った電気的な分子の集合体。
分極は、電界によって小移動を起こす過電体の種類により分類され、それぞれの分極の周波数特性は、その電界によって動く荷電体の大きさにより異なり、各分極の特性周波数は次のようになる。
1, 電子分極(光学的分極) : 紫外領域
主として電子が移動する分極

2, 原子分極(赤外分極) : 赤外領域
正負のイオン(電荷を含んだ原子核と電子)が結合した形の誘電体では、多くのイオン結晶のように原子間で電子の移動が起こるので、それぞれのイオンの位置が電界により引かれて偏るために生じる分極。

3, 双極子分極(配向分極) : マイクロ波、高周波領域
誘電体中の極性を持つ分子郡(正、負の基など)が電界中に引かれ、その配列が変化する分極。分子中の原子の配列が不平衡の場合には、水分子のように、電界が作用しなくても強い双極子能率を持つ物質があり(永久双極子を持つ極性物質)、外部電界の影響を強く受ける。*マイクロ波波長帯:300MHz〜300GHz

4, 界面分極 : 低周波領域
伝導性材料を含む誘電体のように、内部に電荷を持った界面を含む分極

誘電体にマイクロ波の電界を印加すると、これらの分極がマイクロ波の周期にあわせて変化し、内部に小さい電荷の移動が生じる。(マクスウェルの変位電流)このとき、誘電体内部の荷電粒子の運動により内部摩擦が生じ熱を発生する
抜粋資料 : JFCC報告
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