レスキューロボット CUBIC-R2
災害現場に駆けつける
ひとたび大地震が起こると、倒壊した家屋の下に人が取り残されることがあります。そういった人を一刻も早く発見することはとても重要ですが、がれきの上を歩くことは非常に危険であり、2次被害を生み出しかねません。そこで、人の代わりにがれきの上を移動するレスキューロボットが開発されています。
情報技術研究所では、5つの面と、各面のクローラーで構成されたCUBIC-R2を開発しました。
自在に変形
CUBIC-R2の5枚の面は、それぞれ独立に開閉することができます。そのため、がれきのような不安定な場所でも広い接地面積を確保することができます。また、各面についているクローラーは、前進・後退はもちろん360度旋回させることもでき、進行方向を自在に変えることができます。
さらに、5枚の面を自由に動かすことで、段差の上り下りやギャップの乗り越え等も可能です。
遠隔操作のためのユーザーインターフェース
CUBIC-R2を被災地で利用する場合、操作者に的確な情報を伝えなければ、CUBIC-R2を正確に動かすことができません。そのため、広視野な映像を提示したり、CUBIC-R2自身がどのような状態であるかをCGで表現するユーザーインターフェースを考案しています。
また、自由度が高い分操作が複雑になるため、簡単な操作で動作する半自動操縦技術も考案しています。
CUBIC-R2 諸元
- 重量
- 30kg
- 収納時の大きさ
- 420mm × 420mm × 332mm
- 展開時の大きさ
- 840mm × 840mm × 190mm
- 自由度
- 29
- 搭載可能センサ
- ロボット位置同定用発信機
- 人体検出センサ
- 可視光カメラ
- 3軸傾斜センサ
- 登坂可能角度
- 37度
- 登坂可能段差高
- 280mm
- 登坂可能階段
- ステップ高160mm, 踏み面260mm
- 乗越可能ギャップ
- 400mm