360度、見守る
ゆるやかに監視するカメラ
美術館、博物館には、ガラス越しではなく直に見てほしい、だけど、手を触れてほしくはない、そんな美術品が数多くあります。そこで、SOSと人物検出技術を組み合わせてみました。
SOSのカラー画像から、人物(左図下部の赤い部分)を検出します。同時に、その人物までの距離を計測し、プロットして行きます(左図右部)。この図を見れば、まるで部屋の真上から監視しているかのように人物の位置を知ることができます。
狭い所を、再現する
古墳を調査する
人がしゃがんで入るのがやっとの古墳。
その古墳内部にSOSを設置し、壁面や天井、床面を撮影。同時に距離データの測定を行い、古墳内部の3次元データを作成しました。
将来、SOSを自走ロボットに取り付ければ、新発見の古墳の予備調査として、内部の様子を調べることができるかもしれません。
協力:大垣市教育委員会 場所:大垣市昼飯大塚古墳
石室は細長いため、SOSを移動させながら撮影。右図下部の3次元データは、各位置で撮影したデータを統合した物です。
全方向ステレオシステムSOSは、科学技術振興機構(JST)地域結集型共同研究事業(中核機関:財団法人ソフトピアジャパン/H11-16)で開発されました。
産業技術総合研究所では、全方向ステレオシステムSOSを搭載したインテリジェント電動車いすの研究開発がすすめられています。