概要
岐阜県情報技術研究所は、日頃の成果を広く皆様に報告するため、福祉ロボット研究会(財団法人ソフトピアジャパン共催)及び本研究所の研究成果報告会を開催いたしました。
| 日時 | 平成20年6月22日(金) 13時-17時 |
|---|---|
| 場所 | アネックス・テクノ2 多目的研修室 岐阜県各務原市須衛町4―179-19 |
| 共催 | 財団法人ソフトピアジャパン |
| 参加者 | 企業、一般 約80名 |
| 会費 | 無料 |
プログラム
あいさつ
(13時-13時10分)

岐阜県情報技術研究所 成果報告会
(13時10分-14時20分)
- 案内ロボットの開発
- 公開から半年経過したサイエンスワールド(瑞浪市)の案内ロボットについて、技術的な報告に加えて、その利用状況や評判、トラブルや保守状況などについて報告しました。サイエンスワールドでの稼働の様子(ビデオ)および機能紹介(パネル)、サイマルの外装(保守部品)を展示しました。
- 診療記録システムの開発
- 動画の記録・活用を容易に行うための診療記録プロトタイプを作成し、動画による高度な診療記録の実現を目指しています。デモでは、4台のカメラを用いた動画記録システムのプロトタイプにより、動画の記録から記録された動画の活用までの一連の流れを紹介しました。
- 触覚センサを用いた触行動の識別に関する研究
- 人と接触をしながらサービスを提供する人間共存ロボットにとって人の触行動を識別することは、重要な課題の一つです。本研究では、(独)理化学研究所が開発した人間の皮膚構造を模倣した柔軟な面状触覚センサを用い、ロボットと人が接触してコミュニケーションを行う上で基本的な4動作の識別を行いました。
- アグリロボット要素技術の研究
- 農業の現場におけるロボットの利用を目指し、ロボット移動機構の開発を行いました。水田内除草作業への応用を図り、除草効果の有効性を確認した実験結果等を報告しました。

岐阜高専における技術相談・共同研究のすすめ
(14時20分-14時35分)
岐阜工業高等専門学校 杉山 正晴 氏 (前 情報技術研究所 所長)
福祉ロボット研究会 -最先端電動車いすを一挙公開-
- 全方向ステレオカメラ(SOS)を搭載したインテリジェント電動車いす(14時45分〜15時25分)
- 産業技術総合研究所 研究員 佐藤 雄隆 氏
全方向ステレオシステム(SOS)を電動車いすに搭載することで、障害物や段差などを全方向にわたって検知して自動的に減速・停止する機能だけでなく、ユーザーのジェスチャや乗車姿勢を認識する機能など、さまざまな支援機能を持つインテリジェント電動車いすを開発しました。危険検出機能及びジェスチャ検出機能を中心に実機を用いたデモと無線LANによって車いすの画像を外部に配信するデモを行いました。 - 全方向移動車いす(15時25分〜15時45分)
- 岐阜工業高等専門学校 電子制御工学科 助教授 北川 秀夫 氏
全方向に移動が可能な車いすの安全性・操作性向上についてご紹介しました。 - 身体障害者のQOLを大幅に向上させる高機能電動車いす『EMC230+U』(15時45分〜16時5分)
- メカトロ技術と情報技術を活用し、四肢不自由者を総合的に支援する高機能電動車いすの基本コンセプトを述べ、プロトタイプ『EMC230+U』の動作検証結果を報告しました。電動車いすに装着したコンパクトアームを、電動車いすを操作するジョイスティックを兼用して操作可能であることを示し、テーブルに置いた飲み物を飲んだりするデモンストレーションを実施しました。

電動車いすのデモンストレーション & 情報技術研究所見学会
(16時5分〜17時)
講演でご紹介した電動車いすのデモを行いました。また、岐阜県情報技術研究所からは、上記テーマの他にレスキューロボットと展示室等を公開しました。
