ねこのあしあと

照ル山モミジ

平成19年12月6日

近くの山々

 秋は10月から11月という感じがしますが、研究所の周りは12月からが秋本番みたいです。周りの木々が赤くなり始めたのが、11月の中頃から。これも温暖化の影響かな?

 でも、あっという間に冬がきて、木の葉が全部落ちてしまうんじゃないかと心配しています。しばらく北の方に遊びに行っていたんですが、雪が降ってきたのでここに帰ってきたんですよ。

 ところで、この研究所にこたつは無いのですか??


電子レンズでチン!

平成19年10月15日

 「今時の電子レンジって、ほとんどが電子式タイマーだから、トースターみたいに「チン!」なんて鳴りませんよね?

 そんなことはどうでもいいんですが、研究所ではビデオカメラを使った研究とかもやっているようです。研究なので、色々と細かいところにもこだわりたいものですから、レンズとか調査のためにネットで検索することがあります。

 そうしたらこの間、検索結果の中に「電子レンズ」という言葉が出てきました。原子とかを見るときに使う電子顕微鏡の世界での用語っぽいんですけれど、ちょうどお昼時だったので、なんとなくご飯を温める電子レンジが訛ったみたいに見えちゃいました。おなか空いたなぁ?っ。

大大特

平成19年9月27日
レスキューロボット

 「大大特」って、なんだか丼が3つ並んでいるみたいですね。でもこれは、「大都市大震災軽減化特別プロジェクト」の公式な通称だそうです。

 最近あちこちで大きな地震が起きていますし、テレビでの地震速報も始まりましたから、大都市に住んでいる人に限らず、日ごろから災害への備えをしておきたいものです。 
 いざとなったら、災害救助の専門家の方が活動の中心になると思いますが、もしかしたら、研究中のロボットも何かの役に立てるといいですね。猫の手を貸しても、きっと役に立てないでしょうから。

 ところで、私はツユダクネギヌキでお願いします。


リアルなバーチャル

平成19年9月19日

 英語が日本にやってくるときに、間違った意味になることがあります。バーチャルリアリティに使われる「バーチャル」もその一つで、何となく「本物じゃない」「現実には存在しない」という意味かな?って思ってしまいますよね。でも、英語の辞書でバーチャルを調べると、「事実上の」とか「実質の」とかいう意味なんです。

 たとえば、日本で「通貨」とは「貨幣」と「紙幣」って法律で決まっているんですよ。でも、キャッシュカードやプリペイドカード、郵便振り込みや銀行振り込みなど、「貨幣」も「紙幣」も使わない取引ってたくさんありますよね。つまり、みんなバーチャルマネー(法律で定められた通貨じゃないけど、事実上通貨として使えるもの)も使っているんですよ。

 だから、義手や義足も、本当の意味での「バーチャルハンド」や「バーチャルレッグ」になるんですね。車いすに取り付けたコンパクトアームも、そんなバーチャルハンドを目指しているかもしれません。


夏の思い出を、その中に

平成19年8月23日
SOSペーパークラフト

 岐阜近辺の言葉には頭に「ど」を付けて強調する言葉がいろいろありますが、12面体のことを英語でドデカヘドロンというそうです。
 それはともかく、今年の夏のオープンハウスでは、来場された家族ごとにSOSで撮影した画像を12面体に組み立てるペーパークラフトをお土産にしたんですが、これの「のりしろ」の配置には、どえらい(とっても)苦労したんです。
 はさみで切り易いようにとか、最後の蓋をするとき、裏から押さえられないけれどもしっかり接着するようにとか、紙質はどうかとか。
 完成させた試作品は十数個にもなりますが、難しすぎて没になったパターンだと、未完成のまま捨てられたものも、どえらい(たくさん)あったみたいです。
 でもそのおかげで、最終的には作り易いパターンに仕上がったようなので、お土産に持ち帰っていただいた皆さんがうまく作れて、どこかに飾ってもらえたら嬉しいですね。

 ところで、完成させた12面体に一箇所スリット状の穴を開ければ、貯金箱になる、というのは、ここだけのヒミツです。


削れ! 削れ!

平成19年8月17日
自動切削加工機

 研究所の中に、自動切削加工機という機械がやってきました。なんだか難しい名前ですが、レンガみたいな形をしたプラスチックやアルミを削って、いろんな形にする機械だそうです。

 どんな風に削るかというと、ドリルが削りたい形に合わせて上下左右に動いて少しずつ削っていくのです。ドリルというと、穴を掘るだけかと思っていたんですが、いろいろな物が削れるんですね。

 みんなの身の回りにある量産品は、最初に設備を作るときにお金がかかるけど、そのあとはたくさん生産するので一つ一つは安く作ることができます。だけど、試作品みたいにたくさん作らない物の場合は、この自動切削加工機で作った方が安くなるみたいです。

 研究で使っているときは無理だけど、空いているときは他の人も使えるようにするみたいなので、そのときは、彫像でも作りにいこうかな。


サインはν!

平成19年8月7日
当時の地図

 研究所のある各務原市のこのあたりは、昔は山だったんですが、その次は「VRテクノジャパン」という名前がついていました。まだ、VRと聞いても砂利道に強い車のことを思い浮かべてしまう人が多くて、時々可変抵抗器とか訳分からないことを言う人もいましたっけ?一応、ヴぁーちゃるりありてぃのことですよね。

 テレビゲームの世界では、ポリゴンだとか3次元とかいう言葉が言われだしたころですし、機械の設計なんかにつかうCADというコンピュータシステムもどんどん改良されるように、VRという産業に活気があったので、きっとそういった産業が集まるようにという願いをこめた名前だったんでしょう。

 だけどみんながみんな頑張ったおかげで、VRだけでじゃなくてロボットとかいろいろなのも育ってきたものですから、いつのころからか、この一帯をテクノプラザと呼ぶようになったようです。この名前を探してみると日本中にあるので、ちょっとありきたりな気もしますが、ここのシンボルになっている建物の名前が、この地域の名前に格上げになったということみたいです。


汗と涙とながら川

平成19年7月27日
ながら

 ひらがなで「ながら」と言えば、そう、別名「大垣夜行」と呼ばれるムーンライトながらが有名ですね。それはさておき、この研究所では2足歩行ロボットの「ながらシリーズ」というのがあります。

 2本足で歩くロボットを研究してきた成果の一つが、その「ながら-2」とか「ながら-3」だったりしますが、「ながら」という名前は、その誕生どころか開発が始まるよりもずっと前に、ロボカップ2002に応募するから名前をつけよう、岐阜にちなんだ名前をつけようということで、長良川からもらってつけられたそうです。

 まあ、そんなこんなで名前とロボカップに参加することだけ先に決まったみたいなものですから、それから大会までの研究開発担当者の苦労といったら、聞くも涙、語るも涙だったりしますが、今となっては良い思い出の一つかもしれませんね。


「ねこのあしあと」とは?

 情報技術研究所には、人知れず「ねこ」が住んでいるらしいのです。その「ねこ」は、気ままに研究所やその周辺を渡り歩いて、時々「メッセージ」を残していくのです。そのメッセージをまとめたものが、この「ねこのあしあと」なのです。

あしあとのあと